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不動産投資はこんな人に向いている

 「不動産投資はお金持ちがすることだ」と思っている方は多いと思います。 しかし、不動産投資はお金持ちだけのものではありません。 現に私も貧乏学生から意を決して勉強し、今では大家になりました。

 さて、不動産投資にはどんな人が向いているのでしょうか。



 

不動産投資に向いているのはこんな人!

 もともとお金持ちでない人が多数、不動産投資で成功を収めています。 それではお金持ち以外で「不動産投資に向いている人」とはどんな人でしょうか。

 

決断力のある人

 決断力は、ビジネスの世界においては必須のスキルです。

 実は、大半の人は「決断」を他人に任せがちです。 彼女は彼氏にデートの行き先を「決断」してもらい、彼氏は仕事を進めるにあたって上司に「決断」を任せ、 上司はさらにその上司、その上司はさらにその上司・・・というように、「決断」を自分でしません。

 一方で経営者にとっては「決断」が仕事です。

 「クルマは『安全』では売れない」という常識を破って「交通事故ゼロ」を目標に掲げたスバル、 本業の写真フィルムの時代の終わりを見据えて「第二の創業」を決断した富士フイルム、 シナジー効果のため事業会社を統合する「決断」をした明治ホールディングス

 このように経営者は「決断力」にその本質があります。

 不動産投資も「アパート・マンション経営」と言われるように、経営です。 ビジネスであり、決断力を必要とします。

 確かに不動産投資は何千万円、何億円という借金をして行う事業です。 躊躇してしまうのは当然です。ですが、不動産の売主も、不動産会社もビジネスです。 決断力が遅い人に合わせていては、ビジネスチャンスを逃してしまいます。

 ですから、売主も不動産会社も「決断力」がある人を好みます。 売主は一刻も早く不動産を現金化したいわけで、不動産会社も待ち時間は余計です。 「即断即決」してくれる人に優先して情報を回し、好条件で販売するのです。

 当然、「決断」をするには判断材料が必要です。 必要な判断材料をすぐに集められ、自分なりの投資基準を満たしていればすぐに「買い注文」を入れる。 これが不動産投資家に求められる最低限のスキルです。

 しかし、大きなリスクを抱える不動産投資ですから、 その「決断力」には裏付けとなる「知識」が必要です。 不動産投資を猛勉強して決断力を高める。これが不動産投資家に向いている素養です。

 

サラリーマン

 実は、不動産投資はサラリーマンが有利です。 年収2000万円を稼ぐ自営業より、年収500万円のサラリーマンのほうが有利と聞くと、 なんだか不思議な感じがしますよね。

 これは、銀行融資を受ける際にハッキリと差が現れます。

 自営業者は、たとえ年収2000万円でも融資の土台にも乗りません。 新しい事業は、1年でその60%、5年で85%が倒産するというデータがあります。 今は2000万円を稼いでいても、5年後には倒産している可能性が非常に高いのです。

 不動産投資ローンは20年以上、長いと35年間のローンを組むことが前提になりますから、 それだけの長い間も本業が継続していて、ローンを返せる見込みがある人でないと、 銀行は融資を実行してくれないのです。

 一方で、あなたの会社は創業何周年を迎えているでしょうか。 就職している企業は、創業30年・50年・100年とかなり長く続いています。 自営業に比べて「ローンの返済期間が終わるまで倒産しない」可能性が高いですよね。

 サラリーマンは、この「会社の信用力」を利用することができます。 要は銀行は、あなたの「給料」を信用して融資を実行してくれるのです。

 もちろん変化の目まぐるしい現代、いつまでも会社が存続するとは限りませんし、 サラリーマンはいつ辞めてしまうかわかりません。 それに不動産投資ローンは何千万円、何億円と借入するので、給料だけでは返済ができません。

 そのため「購入する物件がどれくらい稼ぐか」が最重要であることは確かです。 そうでなければ銀行も簡単には融資を実行してくれません。

 しかし、サラリーマンの「給料」は万が一不動産投資で多少の赤字が出ても、 それをカバーしてくれる可能性があります。銀行にとって「サラリーマン」は安心の材料なのです。

 

リスクが嫌いな人

 不動産投資は「リスクが嫌いな人」に向いています。

 不動産投資は何千万円、何億円という借金をして行うものです。 失敗したときのリスクは高いですし、大損どころか破産する可能性すら秘めています。 それでも「リスクが嫌いな人」に向いているというのは、理由があります。

 まず1つに、「家賃収入目的」の不動産投資は、不動産価格が乱高下しません。 「住む人」「使う人」の実需に沿った「家賃」をもとに価格を判断するからです。

 「高い家賃が取れるのに値段がつかない」「たいした家賃が取れないのに価格が高すぎる」 といったことは、現代ではまず起こりません。 バブル時代のように1つの取引で「何千万円も儲かる」ということはない一方で、 「何千万円も損する」ということもないのです。

 変動の激しい株式やFXに比べるとリスクは低めです。 ただ「借金が莫大」という事実にビビッてしまいますが、借金自体は物件を売れば回収できます。

 もう1つは、不動産投資は勉強することでリスクを減らせるという理由があります。

 不動産投資のリスクは多種多様です。「水道設備の老朽化」「新耐震基準に沿っているか」「雨漏りがないか」 「断熱材に不適切なものが使われていないか」「入居者は善良な住民か」「事件や事故はないか」 などと気にしなければならないリスクがたくさんあります。

 不動産投資で失敗するのは、こういったリスクを軽視したか、「勉強不足」に原因があります。

 不動産投資の失敗談はweb上でも、メルマガでも、書籍でも多数読むことができます。 しかしそのほとんどが「勉強不足」に原因があり、「ちゃんと勉強していれば回避できたリスク」なのです。

 「リスクが嫌いな人」は猛勉強してリスクをすべて把握し、その対策を考えます。 なんなら「こういうリスクがあるから値引きしてほしい」と値引き交渉すらできます。 そして、どうしてもリスクが払拭できない物件は「買わない」という決断ができます。

 これが「リスクが嫌いな人」ほど不動産投資に向いている理由です。

 

住宅が大好きな人

 不動産投資では「決断力」「サラリーマン」「リスクが嫌い」というだけでなく、 「住宅が大好き」である必要があります。

 先にも述べましたが、不動産投資は「経営」です。いくらお金を持っていて、いくらお金を借りることができようと、 入居者がつかなければ収益は発生しません。

 いろんな失敗談を読んでいると、住宅の間取り図を見せてくれることもよくあります。 それを見ていつも思うのが「なんでこんな家に人が住むと思ったんだ?」ということです。

 ワンルームなら1部屋23平米未満は絶対にありえません。「風呂・トイレ・洗面」が一体となった「3点ユニット」もありえません。 自分なら「浴室乾燥」や「エアコン」がついている家を選びますし、洗濯機置き場がベランダなのは論外です。 「築20年以上」の物件は基本的に住みたくありません。

 「こんな物件を買ったんだから失敗するのは当然だ」とまで思います。特に現代は家の設備がどんどん進化を遂げていて、 そのうち「スマートハウス」がスタンダードになると思います。 新築アパートもどんどん増えています。

 たいした設備もついていない昭和のボロアパートは「しょうがなく住む」以外の需要はないでしょう。 近くに新築アパートが建ったらボロアパートの人気が落ちるのは当たり前です。

 この感覚は「住宅が大好き」なら自然と備わっているものです。 私は子どものころから住宅が大好きで、新築マンションのチラシが入ろうものならそれを眺めて生活を想像し、 暇さえあれば「次に住む家」を賃貸サイトで探していました。

 買う気もないのに新築マンションのカタログを読み、住宅設備を検討し、 「こんな家に住みたいなあ」と常に考えています。

 逆に、こういう感覚がない人が「表面利回り」や「価格」に振り回されて、 「駅からわりと近いし利回りもいい。安い!買った!」と安易に手を出して失敗するのです。

 「住宅が大好き」というのは不動産投資をする上で必須の素養だと言えます。

 

不動産投資に向いていない人

 不動産投資に向いていない人は、どんな人でしょうか。 私は誰にでも不動産投資をすすめるわけではありません。人にはやはり向き不向きがあり、 向いていない投資をしても失敗するだけですから、以下に当てはまる人は投資方法を見直してみましょう。

 

一瞬で莫大な財産を築きたい人

 バブル期と異なり、「家賃収入目的」の不動産投資では「一瞬で莫大な財産を築く」のはハッキリ言って無理です。

 2000~2012年ごろに投資を始めた人は、バブル崩壊の余韻で不動産価格が安かったこともあり、 短期間で純資産を何億円も築いたり、買った不動産が何千万円も値上がりした人もいます。 しかし、それは過去の話です。

 2013年を底に不動産価格は実需に沿って戻ってきており、不動産投資家も増えています。 「条件の良すぎる物件」は初心者にはまず、回ってこないでしょう。

 「初心者には」というのがポイントです。不動産を売却する人はさまざまな事情がありますが、 まとめると「今すぐ現金がほしい」という人たちです。当然、相場より安く売る場合もあります。

 ところが、そういった物件は「即断即決、現金一括で買える人」が最優先になります。 その次に優先されるのが「決断力があり、融資に通りやすい人」です。 中古市場は基本的にお金持ちと熟練投資家の独壇場だと思ってください。

 初心者はどうやって不動産投資を始めるかというと、「熟練投資家が見逃したおこぼれにあずかる」か、 「新築一棟アパートを購入する」のどちらかになってきます。

 これらは一瞬で莫大な財産を築くことはできません。着実に少しずつ財産を増やしていくものです。 一瞬で億を稼ぎたいような人は、株式やFXを勉強したほうがはやいでしょう。

 

勉強が嫌いな人

 勉強が嫌いな人は不動産投資に向いていません。

 不動産投資をするには「住宅」そのものに加えて、会計の知識や法令の知識も必要です。 銀行の知識や不動産業界の知識も必要ですし、「経営」ですからビジネスの知識も必要です。 「勉強が嫌い」ならば不動産投資には向いていないでしょう。

 学校の勉強が嫌いだった人は多いと思います。なぜなら、その勉強が将来どう役立つのかわかりにくいからです。 私なりの結論としては、学校の勉強は「思考力」を養うところに意味があると考えています。 しかし、「なんのために勉強するか」は教えてもらえなかったと思います。

 しかし、趣味の勉強はどうだったでしょうか。ゲームをするとき攻略サイトをみて「勉強」したのではないでしょうか。 「宇宙」の記事を読んで「宇宙すげえ!」と興奮したり、wikipediaを読んでいて気づいたら何時間も経っていたという経験はあると思います。 それは、純粋にそれが好きで、「知りたい」と思うからです。

 不動産投資は目的がハッキリしています。収入を増やし、生活の安定性を高めることです。 要は「お金持ちになるため」なのですが、それについてなら本気を出せる人は多いのではないでしょうか。

 不動産投資は会社の昇給を待つよりよっぽど効率よく年収を増やすことができます。 私は新築アパートを1棟買っただけで、昇給10年分の年収増になりました。 こう思うと面白くてしょうがないです。

 「不動産投資を面白い」と思える人にとっては、不動産投資の勉強は苦痛になりません。 暇さえあれば不動産投資の書籍を読み、物件情報を検索するようになります。

 不動産投資で成功するにはまず、不動産投資を好きになってください。

 

不動産投資で成功する人

 不動産投資で成功する人の条件は、どれだけ不動産投資に本気になるかにかかっています。

 ここまで述べてきたように、一番大切なのは「不動産投資を猛勉強する」ことです。 住宅が好きでなければできませんし、本気でお金持ちになろうと思っていない場合もできません。

 「好き」で「本気で勉強できる」ことが成功の条件です。

 これはどんなことにも当てはまります。例えばこんな話があります。

 「プログラマーは三度の飯よりプログラムが好きで、朝から晩までプログラムを組んでいる人、 仕事でプログラムを組んで、休憩時間に気晴らしにプログラムを組んで、帰宅して趣味でプログラムを組むような人でないと、 プログラマーになるのはやめておけ」

 もう1つの例として、「松智洋」というライトノベル作家がいました。 「迷い猫オーバーラン」「パパのいうことを聞きなさい!」で有名な作家です。 この小説家にはこんなエピソードがあります。

 「アニメ『パパのいうことを聞きなさい!』放送中で大変多忙だった時期に、 執筆のためカンヅメになっていた際の気分転換として『オトメ3原則!』を書いた」

 メジャーリーグで大活躍中のイチロー選手も、野球が好きすぎて猛練習のことを「努力」だと思っていません。 果ては人気漫画「ワンパンマン」の主人公も、「俺のヒーローは本気の趣味」だと語っています。

 どんな世界でも「好きすぎる人」が成功を手にするのです。 あなたは不動産が好きですか?

 

不動産投資をもっと勉強しよう

 不動産投資は勉強すればするほどリスクがゼロに近づいていきます。 私は不動産投資の本を40冊、ビジネス書を200冊読み、不動産投資セミナーに参加したり、 不動産会社に資料請求をしたり面談を申し込んだりして勉強をしました。

 セミナーや面談では、本やwebサイトに書けない秘密の話が満載です。メチャクチャ勉強になりました。 また、私は「年収500万円以上」「自己資金500万円」と言っていますが、それは市況次第です。 「入社3年」という条件すら、「2年でもいい」という銀行すらあるくらいです。

 最新の環境なら、あなたも今すぐ不動産投資ができるかもしれません。 実際、私も「まだ無理だろ~」と思いながら資料請求して面談を受けた会社で、新築一棟木造アパートを購入できました。 セミナー面談を受けることで、可能性が広がります。