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「貯金ができない!」おすすめの対策

 「貯金ができない!」と悩む方は多いと思います。かくいう私も大学生のころは全く貯金ができず、 趣味のものをいろいろ購入しては、棚やベッドの下に押し込んだままというモノがたくさんありました。 しかし、卒業後は心機一転節約を心がけ、年間200万円の貯金ができるようになりました。

 何も「1ヶ月1万円生活」のような無理をしなくても貯金はできるようになります。 その考え方や、私が実践している対策や、参考になった書籍を紹介します。



 

貯金ができない理由と対策

 貯金ができない理由は果たしてどこにあるのでしょうか。 「衝動買い」がやめられないことでしょうか。「雰囲気」に流されてしまうことでしょうか。 「見栄を張る」ために買ってしまうものも多いかもしれません。

 それらの買い物が楽しいのであれば、私は止めはしません。 ですが、その結果「貯金ができない」と悩み苦しむくらいであれば、「貯金ができる思考」に変えてしまいましょう。 貯金は、考え方を変えるだけでできるのです。

 私は以下の考え方にのっとり、大学卒業の時点の「郵貯に残っていた10万円」からたった3年で「550万円」まで貯金を増やすことができました。

 以下では「貯金ができない」場合別に「貯金ができる思考」に変える方法を解説します。

 

衝動買いがやめられない場合の対策

 衝動買いが辞められない場合の対策を解説します。

 街を歩いていて「可愛い雑貨」や「おしゃれなカゴ」「キャラクターものの食器」に見惚れることってありますよね。 私も学生時代はアニメにハマっていて、アニメイトやゲーマーズに寄ってはクリアファイルやマグカップを買ったものです。

 そしてあるとき、棚にしまったままであることに気づきます。

 衝動買いをするその瞬間、「物欲」が激しく押し寄せてきて、その感情を抑えるためにとりあえず買ってしまいます。 ですが物欲が満たされたあとは、生活上必要なものではなかったことが発覚するのです。

 要は、学生時代の私は「物欲」の支配下にいたのです。 人間様であるこの私が、物欲などという動物的な「感情」に操られてしまっていたのです。

 そこで、買い物をする前に自分にこう問いかけましょう。

 「この買い物で人生はどれくらい良くなる?

 それを買った場合と買わなかった場合のその後の人生を思い浮かべるのです。

 もし「まどマギのマグカップ」を買った場合、家にある「イカ娘のマグカップ」はお役御免になります。 前のマグカップは捨てるんでしょうか。おそらく棚にしまったままになるでしょう。 そして毎日飲むコーヒーの味は変わりませんし、洗い物をする手間も変わりません。

 買わなかった場合はどうでしょう。何も棚の肥やしにはなりません。 コーヒーの味も、洗い物をする手間も変わりません。 つまり、買わなくても人生は何も変わらないのです

 人生をより良くしないものは、つまり不要なものだというわけです。 この考え方で、私は余計なものを買わなくなりました。

 

雰囲気に流される場合の対策

 雰囲気に流される場合の対策を解説します。

 なんとなくスターバックスでコーヒーをテイクアウトしてしまう。これが習慣化していて、 通学時、通勤時にスタバに寄らずにはいられない。もはや「依存症」のようだ… なんて経験、あると思います。

 しかし、コーヒーはコンビニで400ml缶のものを買えば140円です。 それなのになぜスタバで350円もするコーヒーを買ってしまうのでしょうか。 そうです。「雰囲気料金」が取られているのです。

 レストランの300円のソフトドリンク、1杯800円のワイン、居酒屋の300円のデザート。 同じものがスーパーでもっと安く手に入るのに、レストランではより高額を支払ってしまいがちです。

 お友達と食事会を楽しむのであれば、それくらいの出費はしたほうが楽しく過ごせるでしょう。 ですが、1人で食べるときくらい、雰囲気料金を支払うのはやめてみませんか?

 「スタバだから高いのは仕方がない」と「お店の名前」に着目するのではなく「手に入れるもの」に着目しましょう。

 スタバのテイクアウトで手に入るのは結局のところ「コーヒー」だけです。 コーヒーはコンビニでも自販機でも買えますし、オフィスの給湯室でつくればもっと安く済みます。 本当に「コーヒー」にそれだけのお金を払う価値があるのでしょうか。

 これで私は飲食代にメリハリがつき、友達との飲み食いや最初からぜいたくすると決めた日以外は、 ドリンクバーもビールも注文しませんし、明らかに低品質なデザートも食べずに済むようになりました。

 ビジネスっぽくいえば「選択と集中」です。普段は質素に、ここぞという日にぜいたくをするのです。

 

見栄を張るための買い物をやめる

 私が一番くだらないと思う出費が、「見栄を張るための買い物」です。

 「入社祝い」として自分のために「ブランド物の腕時計」を買い、「頑張ったご褒美」としてボーナスで「ブランド物のバッグ」を買い、 同期が買い始めたのに影響されて週に1回も乗らない「自動車」をほしがり、 一人前の社会人になった証として「持ち家」もほしくなってくるのです。

 それって本当に「自分のため」に買うのでしょうか。もしかして、「他人に見せびらかすため」じゃないでしょうか。 「良い腕時計してるじゃん」「クルマ買ったんだ!すごーい」「家買ったの!?お金持ちだなあ」 なんて言われる以外の目的がありますか?

 思えば入社1年目の私はまだ、「見栄を張る」ことに惑わされていました。 私は「入社1年目で普通車を!?」と言われたいがために、カローラアクシオをほしがったのです。 祖父の世代から付き合いのあるディーラーに話を通して、中古車を探してもらうところまで行っていました。

 ですが、最終的には「乗ってどこにいくんだよ」と自己ツッコミを入れ、クルマを買うのはヤメにしました。 ここが私の人生のターニングポイントの1つになったと思います。 もしあのときクルマを買っていたら、アパートは買えていなかったでしょう。

 「見栄を張る買い物」は、他人に「すごい」と思ってもらえて「自尊心」を満たすことができます。 しかし、「時計」としての価値、「カバン」としての価値、「クルマ」としての価値だけを考えたとき、 そんなにお金を払うほど「必要なもの」なのでしょうか。

 自分に必要がない限りは、「見栄を張る買い物」は「他人のための買い物」に他ならないのです。

 それなりにお金を持っていることを自慢するために大きな買い物をして、 その結果預金残高が減ってしまったら元も子もありませんよね。 それに、自慢したところで「あいつ金持ってんだなあ」と思われるくらいで、人生をより良くしてくれることは決してありません

 こんな無駄遣い、やめてしまいましょう。

 

無理やり貯金する方法

 考え方以外に、私が実践している無理やり貯金する方法も解説します。

 物欲という動物的な感情に打ち勝ち、お金をコントロールできるのが理想ですが、 やはり人間も所詮は動物。「ほしい!」という気持ちが抑えられないこともあります。 そんなとき「買い物を不可能にしてしまう」ことで強制的に貯金を増やせるのです。

 

最低限の食費しか持ち歩かない

 お恥ずかしながら私は「スロット」が大好きで、ふとパチンコ屋さんが目に入ったら、打ちたくてしょうがなくなります。 最初から「この日は行く」と決めていた日以外は、朝の時点ではやる気がなかったり、 そもそも「今日はダメだ」と思いながら家を出るのですが、それでも入店してしまいます。

 この対策として、「財布から銀行のキャッシュカードと現金を抜いておく」ことにしました。 必要のない時は、スーパーで食材を買える程度のお金しか入れていません。

 衝動的にほしいものが出てきたとき、急にレストランでぜいたくしたくなったとき、 ゲーセンでぬいぐるみを取りたくなったとき、これらの出費をすべてゼロにできます。 だって、物理的にお金がないんですから

 こうして無駄な出費を減らし、貯金を強制的に増やすことができるのです。

 さらに、現金を不便にすることでさらなる効果を狙うこともできます。

 私は千円札が財布に入っていると、「まだあるじゃん」という気分になってしまいます。 「まだあるから、これくらい使ってもいいか」と無駄遣いをしてしまいがちです。 ですが、1万円札で数百円の買い物をするのは気が引けますし、「なるべく崩したくない」という感情が生まれます。

 そこで「万札しか持ち歩かない」というのも有効な手段だと思います。

 

クレジットカードを怖がりながら使う

 クレジットカードは現金に比べて財布のひもが緩みがちであることは、研究結果にも表れています。 そのため「クレジットカードはお金を使いすぎるから危険」と思っている人が大半です。

 この「クレジットカードに対する恐怖」の感情をうまく使いましょう。

 私はなるべく現金を持ち歩かず、クレジットカードで決済するようにしています。 「ポイントがつくから」というのもありますが、最大の理由は「クレジットカードが怖い」からです。

 食材や飲食代、日用品などを買った積み重ねが「請求書」という形でやってきたとき、 たいてい「請求金額」に驚きます。「え?こんなに使ってたの?」と。 大事なのはここからです

 本当にそんなに使っていたのか、明細書をチェックします。 電卓をたたいてみると、どうやら本当にそれだけ使っています。 来月の支払いを減らすために、どんな無駄遣いをしたか洗い出すのです。

 そしてたびたびクレジットカードのスマホアプリを開いて、 「今月は現時点でいくら使っているな」と確認するようになります。 すべてはクレジットカードの請求書が怖いからです。

 今では「この買い物をすると来月のクレジットカードの請求額がこれだけになるな…」とためらって、 買い物をやめることも増えました。

 いつもニコニコ現金払いしていた場合は、財布からくしゃくしゃになったレシートを引っ張り出して家計簿をつけるしかありません。 一方ですべての支払いをクレジットカードで済ませていたら、明細書を見るだけでお金を何に使ったか一目瞭然です。 勝手に家計簿をつけてくれるのですから、これほど節約に便利なものはありません。 しかもポイントもつきますし。

 あなたはクレジットカードの恐ろしさを知っています。 ならば、その恐ろしさを逆に利用して節約に活かしてみませんか?

 

貯金が増える!おすすめ書籍

 これだけ節約を徹底して貯金を増やした私ですが、「賢い消費者になった」と思い込んでいました。 実際、家には必要なものしかありません。年間200万円の貯金ができて、賃貸用アパートも購入し、 大学卒業から6年で、金融資産は1400万円にもなりました。

 そんな私でも「自分はまだまだだな…」と思い知らされた書籍が2冊あります。 貯金を増やしたい方にはぜひおすすめしたい書籍を2つ、紹介します。

 1冊目が依存症ビジネス――「廃人」製造社会の真実です。 この本ではいかに人間がいろんな「依存症」にさせられているかが論じられており、 私でも当てはまる点がいくつもありました。

 「無意識に」「なんとなく」している買い物というものはなかなか自覚できないものです。 この本を読んで「あれ?これ自分のことじゃん!」と気づくことが多く、 はじめて自分を客観視できるようになりました。

 「依存症」はたばこやアルコールに限らず、ジュースでもお菓子でも起きることです。 しかも無自覚に。その依存症が良いか悪いかはさておき、 自分がどんな依存症にかかっているのか確認できる名著です。

 2冊目がアリエリー教授の「行動経済学」入門-お金篇-です。 この本では消費者がやってしまいがちな「買い物の失敗」が論じられており、 依存症ビジネスを読み終わった私ですら、まだ当てはまる点が多くありました。

 人間は「心の会計」という都合のいい会計システムを持っていて、 そのせいで合理的でない買い物をしまくってしまいます。

 「なんとなくMサイズを注文してしまう」「アマゾンでうっかり余計な買い物をしてしまう」 「節約した分ご褒美としてぜいたくしてしまう」「自販機の120円のジュースは我慢するけど、レストランの800円のワインは飲んでしまう」 ような方は必読の一冊です。

 

不動産投資をもっと勉強しよう

 不動産投資は勉強すればするほどリスクがゼロに近づいていきます。 私は不動産投資の本を40冊、ビジネス書を200冊読み、不動産投資セミナーに参加したり、 不動産会社に資料請求をしたり面談を申し込んだりして勉強をしました。

 セミナーや面談では、本やwebサイトに書けない秘密の話が満載です。メチャクチャ勉強になりました。 また、私は「年収500万円以上」「自己資金500万円」と言っていますが、それは市況次第です。 「入社3年」という条件すら、「2年でもいい」という銀行すらあるくらいです。

 最新の環境なら、あなたも今すぐ不動産投資ができるかもしれません。 実際、私も「まだ無理だろ~」と思いながら資料請求して面談を受けた会社で、新築一棟木造アパートを購入できました。 セミナー面談を受けることで、可能性が広がります。