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安全な投資5選!サラリーマンに最も向いている投資は?

 安全な投資を探しているみなさんのために、安全性を重視した投資を紹介します。 よく「安全な投資などない」という意見もみられますが、勉強すればリスクを減らせます。 私が勉強すれば安全だと判断した投資の中で、リターンの大きいものから順に紹介していきます。



 

安全な投資とは?

 「安全な投資」とは、「複利の効果で自己増殖する投資」です。 株式投資なら配当金、不動産投資なら家賃、投資信託なら分配金、FXならスワップポイントというように、 「資産が生み出すお金」にこそ、安全な投資の本質があります。

 最初に100万円の株を買って、毎年5万円の配当金をもらったとします。 20年後には配当金の累計額は100万円になっていますから、株価が多少上下していても、たいしたダメージではありません。

 不動産は借金をして購入しますが、その借金は入居者が払ってくれます。 だんだん負債は減っていき、それどころか毎月お金をもらいながら、35年後には無借金の不動産が手に入るのです。

 最初に払ったお金をすぐ取り返したくなって、株式の売買を繰り返してしまう気持ちもわかります。 ですが、「売却益」を狙った投資は安全ではありません。 なぜなら株式市場はプロだらけで、ゴールドマン・サックスなどの投資銀行、証券会社などがひしめいています。

 そんな彼らと「マネーゲーム」をして勝とうとするのは無謀ですし、そもそも疲れてしまいます。

 配当金の話に戻りますが、配当金で新たに株式を買えば、次にもらえる配当金はさらに増えますよね。 投資信託の分配金も、また投資信託を買うのに使う。スワップポイントも外貨を買うのに使う。 こうすることで、証券口座にお金を追加しなくてもどんどん投資が進むわけです。

 この利息が利息を産む現象を、「複利」といいます。 これこそが「自己増殖する投資」であって、一番安全な投資であると言えます。

 上記を踏まえた上で、安全な投資を5つ紹介したいと思います。

 

安全な投資その1:不動産投資(新築)

 勤続年数2~3年以上のサラリーマンに最もおすすめで安全な投資が、不動産投資です。 不動産投資と聞くと、バブルの記憶のせいで拒絶反応を起こしてしまう人もいますが、 実は、勉強すればするほどリスクがゼロに近づきます

 新築不動産投資はローンを借りて行います。 私は年収500万円、自己資金500万円を用意しましたが、それ以下でも経済状況によって投資が可能です。 年収400万円、自己資金200万円でも可能な場合があります。

 家賃収入よりローンの返済のほうが少ないため、 毎月手取り収入が発生し、また節税効果もあるため家賃収入に所得税・住民税がほとんどかからないというメリットもあります。

 さらに相続税は2割引きで計算してもらえますし、ローンを借りる際に団体信用生命保険に加入しますので、 「万一の際は家族に無借金のアパートが残る」という特典つきです。 信頼できる管理会社に任せてしまえば、あとは通帳を確認するくらいしか仕事はなく、手間もかかりません

 私は2016年にシノケンで新築一棟木造アパートを購入しましたが、毎月7万円弱の手取り収入があり、 セルフ昇給を実現しました。増えた収入で貯金も加速しますし、 また2~3年後にもう1棟購入しようと考えています。

 しかし、不動産投資は失敗談があふれています。それは、なぜでしょうか。

 実は、不動産投資の失敗談の大半は勉強不足によるものです。

 「水道設備の劣化」「入居者の質」「特定の大学や工場に依存した集客」 「エレベーターの大規模修繕」「区分マンションの他の所有者」「デッドクロス」 というように、不動産投資には様々なリスクが隠れています。

 ところがこれらは、勉強すれば回避できるリスク、またはその分値引き交渉すればいいリスクです。 こういったリスクを知らないまま、「ほしいほしい病」にかかって買い急いでしまった人が、 失敗しているのです。

 不動産投資のリスクは当サイトでも解説していますし、 不動産投資の勉強の仕方も解説しています。 このほか、不動産投資の書籍や不動産投資セミナーに参加して勉強もでき、資料請求をすればするほど知識がたまります。

 勉強してリスクを限りなくゼロに近づければ、ローンの返済は入居者がしてくれますし、 それどころか返済であまった分は収入になります。お金をもらいながら自動的に資産が形成されていき、 ローンの返済が終わると無借金の不動産が手に入るという投資です。

 逆に言えば、勉強をせずに手を出すと借金を抱え、破産するリスクすら秘めています。 ですが、サラリーマンは不動産投資で非常に有利で、勉強時間もとれて、融資も受けやすいメリットがあります。 年金代わりに、資産形成のために、勉強してみましょう。

 

安全な投資その2:配当金目的の株式投資

 次におすすめで安全な投資が、配当金目的の株式投資です。

 株式投資というと、「安いときに買って高いときに売る」マネーゲームのように思われがちです。 しかし、それは「売却益(キャピタルゲイン)」を目的にしたギャンブル性の高いものであって、 「配当金(インカムゲイン)」を目的にした株式投資は、実は安全です。

 株式投資は「信用取引」という、証券会社のお金を借りた無謀な投資をしない限り、 借金は絶対に発生しません。当然、投資した会社が倒産してしまえば資産価値はゼロ円になりますが、 倒産しそうな会社の株式を買うような、無謀なマネをしなければ安全です。

 というのも、配当金は、株価が下がっても出るからです。 100万円で買った株式が5%値下がりしても、配当金が5%もらえたらプラスマイナスゼロです。 それどころかもらった配当金でまた株式を買えば、来年もらえる配当金が増えます。

 例えば5%の配当金がもらえる株式を200万円分購入したとしましょう。

 株価が上がっても下がっても、もらえる配当金は10万円です。その10万円でまた同じ株を買います。 すると、次の年にもらえる配当金は10万5000円です。その10万5000円でまた同じ株を買います。

 これを繰り返していくと、30年後には864万円分にまで資産が膨れ上がっています。 もし30年間で株価が半額になってしまっても、432万円はあるというわけです。 最悪株価が4分の1になってしまっていても、まだ216万円ですからトクをしています。

 これが配当金を重視した場合に得られる、複利の効果です。

 この例では最初に投資した200万円以外、1円も自分のお金を追加していません。 もらった配当金を再投資しただけで資産は432%に増加するわけです。 ということは、毎年ちょっとずつでも投資に回していくと、トンデモナイ効果を発揮しますよね。

 失敗する投資家は、「売却益」を狙っています。短期的な値動きに一喜一憂し、 ちょっと上がったら売る、ちょっと下がったら買うを繰り返して資産を増やそうとしますが、 売却益狙いはプロでも難しく、素人には到底無理です。むしろ資産を減らしてしまいます。

 ところが配当金目的であれば、株価が上がろうが下がろうが関係ありません。 その会社の業績が悪くならない限り、もらえる配当金は同じです。 むしろ株価が下がれば、株を買いやすくなりますからオトクです。

 さらに、株価が上がった時点で売却して、また高配当の安い株式に買い替えれば、 もっと資産増殖スピードがあがります。 このように配当金目的の株式投資は安全で、着実な資産形成に向いているのです。

 詳しくは株式投資は配当金を狙え!~絶大な複利効果で解説していますので、 あわせて参照してください。

 

安全な投資その3:インデックスファンド(投資信託)

 投資信託には様々な種類がありますが、その中でも「日経平均」や「TOPIX」などの指標に連動するように設計されている、 「インデックスファンド」と呼ばれる投資信託は安全性が高く、リターンも期待できます。

 投資信託のメリットはなんといっても「リスク分散効果」です。 自分で銘柄を選んで株式投資をするのに比べて、投資信託ではさまざまな銘柄を組み入れてもらえますから、 1社の業績が悪くなったくらいではビクともしない資産形成が可能です。

 その分、配当金の低い銘柄が入っていたり、運用会社の手数料がかかったりしますから、 自分で銘柄を選ぶ株式投資に比べるとリターンは少な目です。 しかし、プロが運用してくれますのでその安心もあります。

 ここで注意しておかなければならないのは、銀行や証券会社の窓口で買ってはいけないということです。 窓口では銀行や証券会社が、手数料を稼げる投資信託をおすすめされます。 彼らの口車に乗って妙に利回りの高い投資信託や、やたら複雑でわけわからん投資信託を買ってしまうと大損します。

 手数料が安いネット証券で、インデックスファンドを選んで投資信託を購入しましょう。

 自分で銘柄を選ぶ場合に比べて小さくはなりますが、複利の効果もあります。 なるべく自動的に分配金を再投資に回してくれる投資信託、つまりは分配金が自分に振り込まれないものを選びましょう。

 このときのコツは、日本株式だけではなく、外国株式や外国国債に投資するインデックスファンドもあわせて購入することです。 どこかの国がコケたくらいではビクともしない資産形成ができ、世界の成長にあわせて資産が増殖していきます。 安全な投資の秘訣は「リスク分散」ですから、その意味で投資信託をいろいろ買うのは安全性を高められます。

 そして投資に慣れてきたら、自分で銘柄を選ぶ株式投資にランクアップしたり、 不動産投資にランクアップするのもよいでしょう。

 

安全な投資その4:FXで事実上の外貨預金

 FXは失敗談が目立ちすぎて拒絶反応を起こしがちな投資です。 ですが、「借金を背負った」「何千万円も損した」というのは高いレバレッジをかけてギャンブルをしてしまったせいです。

 実は、レバレッジを1倍に設定しておけば、FXは銀行の外貨預金よりも安全なことをご存知でしょうか。

 日本には預金保険法があり、銀行が破たんしても預金は1000万円まで保護されます。 しかし、それは日本円だけです。外貨預金は保護されないのです。

 一方でFX口座に入れたお金は証券会社が倒産しても保護されます。 それどころかFXで買った外貨はネット証券が勝手に運用してくれますので、 銀行の外貨預金よりも高い利息がつきます。

 例えば米ドルを購入して1年間放っておくと、2%もの金利がつきます。 銀行の外貨預金ではたったの0.2%ですから、FXでレバレッジさえかけなければ、安全で利息も高いというわけです。

 銀行員や証券マン、富裕層などはこのことを知っていて、銀行の外貨預金を利用しません。 FXでレバレッジを1倍に設定しておいて、FXで事実上の外貨預金をしているのです。

 世界の基軸通貨で信頼性の高い米ドルで2%もつくのですから、妙に金利の高い謎の通貨を買う必要はありません。 メキシコペソやトルコリラなどやたら金利の高い通貨がおすすめされますが、 米ドルやユーロに限ってレバレッジ1倍で外貨預金をしていきましょう。

 2%の金利がつくということは、当然複利の効果もあります。 米ドルのまま、ユーロのまま口座に入れておいて、ついた利息でまたドルやユーロを買い続けるのです。

 株式投資の項目でも言いましたが、売却益を狙ってはいけません。 毎日売買を繰り返していたら、必ず大負けする局面が訪れます。しかし、利息だけを狙って、 利息で通貨を買い増していけば、損をする可能性は限りなく低くなります。

 

安全な投資その5:1~4を全部やる!

 安全な投資を追求するうえで最も大事なことは「リスク分散」です。

 不動産価格が大きく下落する可能性もありますし、株価が大きく下落する可能性もあります。 外国株式が下落したり、外国国債が下落することもあれば、米ドルやユーロがものすごく安くなって損をする可能性もあります。

 ですが、いろんな金融資産に分散して投資していれば、どれかがコケても平気です。

 実は、投資家ほどリスクを嫌う人種はいません。リスクが嫌いな人は普通預金しかしないと思いがちですが、 普通預金はリスクどころか、損しかしません。なぜならこの20年間で物価は15%上がっており、 20年前に銀行に預けたお金は、15%も価値が減っているからです。

 口座残高が減るわけではないので損をしていることに気づかない人がほとんどですが、 物価が上昇するたびに、その分お金の価値は減っています。 この「インフレリスク」を回避するために、お金持ちは投資をします。

 そして、どれかがコケても平気なように、不動産、国内株式、外国株式、外国債券、投資信託、FXで事実上の外貨預金と、 様々な金融資産に分散投資をして、とにかくリスクを減らしているのです。

 ですから、安全な投資とは、いろんな投資をすることだと言えるのです。

 

安全だけどやってはいけない投資

 日本では銀行預金が最も安全な投資だと言われます。しかし、これはお金の勉強が足りません。 銀行預金は損しかしません。先ほどの触れましたが、銀行預金ではインフレリスクに対応できません。

インフレ率と平均年収

 このグラフは、1988年を100%として、1988年からどのようにインフレが起こり、 平均年収が変化したかを表しています。平均年収は国税庁の「民間給与実態統計調査」から、 インフレ率は「IMFのデータ」を参照しています。

 20年前に比べて、物価は15%も上がっています。よく考えてみれば、当時は100万円あれば軽自動車が買えましたが、 今は200万円ないと無理ですよね。いろんな食品も値段こそ変わっていなくても、当時よりサイズダウンして事実上の値上げをしています。 マクドナルドも昔は500円でセットが食べられたのに、今は700円くらいいります。

 こんな風に、お金の価値は減り続けているのです。 このインフレリスクをカバーできないレベルの金利しかつかない投資は、それだけで自動的に損をします。

 その例として、銀行預金よりもやってはいけない投資を紹介します。

 

絶対にアカン!定期預金

 まず定期預金が挙げられます。

 定期預金は、年間で0.01%程度しか利息がつきません。物価が0.02%上がった時点でもう損確定です。 ネット銀行では0.2%の金利がつくところもありますが、近年は物価が0.3%以上上がっていますので、やはり損確定です。

 一時期「デフレだ!デフレだ!」と騒いでいましたが、それでも20年前を下回ることはありませんでした。 それどころか、最近では毎年インフレが続いています。

 普通預金もそうですが、定期預金をしていても実は毎年大損しているのです。

 さらに悪いことに、定期預金は数ヶ月から数年にわたって解約できません。 お金は使ってこそ価値があるものです。使えないお金など、ないのと同じです。

 

最低最悪!個人年金

 もう1つの例として、個人年金が挙げられます。

 個人年金は所得税や住民税が安くなるというメリットがあるので飛びついてしまいがちです。 保険外交員のお姉さんの口車に乗せられて

 「30年後には6%も増えていてオトクだな~

 などと個人年金を契約してしまう人があとを絶ちません。ですが、個人年金ほどダメダメな投資はありません

 この6%は30年間での利回りです。年間に直すと0.2%程度で、ネット銀行の定期預金並みです。 しかも、60歳を迎えるまでに解約すると元本割れします。基本的に、満期まで引き出してはならないのです。 その点、定期預金は数ヶ月~数年ごとに引き出せますから、まだ定期預金のほうがマシです。

 先ほども言いましたが、使えないお金に価値はありません。 20年で15%もインフレしているのに、30年後がどうなっているかなんて想像もつきません。 そんな長期間、保険会社に預けっぱなしというのはタンス預金よりひどいかもしれません。

 これについては個人年金を契約してはいけない~あと定期預金もダメで詳しく解説していますので、 そちらも参照してください。

 

不動産投資をもっと勉強しよう

 不動産投資は勉強すればするほどリスクがゼロに近づいていきます。 私は不動産投資の本を40冊、ビジネス書を200冊読み、不動産投資セミナーに参加したり、 不動産会社に資料請求をしたり面談を申し込んだりして勉強をしました。

 セミナーや面談では、本やwebサイトに書けない秘密の話が満載です。メチャクチャ勉強になりました。 また、私は「年収500万円以上」「自己資金500万円」と言っていますが、それは市況次第です。 「入社3年」という条件すら、「2年でもいい」という銀行すらあるくらいです。

 最新の環境なら、あなたも今すぐ不動産投資ができるかもしれません。 実際、私も「まだ無理だろ~」と思いながら資料請求して面談を受けた会社で、新築一棟木造アパートを購入できました。 セミナー面談を受けることで、可能性が広がります。